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マンガの歴史:グローバル現象の台頭

日本でコミックは『マンガ』として浸透し、年齢や性別を問わず、サブカルチャーの代表として確固たる地位を築いてきました。アクション、スポーツ、歴史、政治、恋愛など、その題材はさまざまです。西洋でもヒーロー映画のブームに反発するかのように、コミックのファンが増加しています。

 

マンガには意外と長い歴史があります。

江戸時代の後期の浮世絵師である葛飾北斎の作品にそのルーツが見られ、1814〜1878年に発行されたユーモアたっぷりの『北斎漫画』は第二次世界大戦後も版行されるロングセラーとなりました。それ以前にも、戯作者である山東京伝が漫画の歴史に貢献したとも言われています。1798年発行の、日本寓話を描いた『四季交加』では、「気の向くままに描く」という意味で「漫畫(画)」が使用されています。

これらの作品の影響力は疑う余地もありませんが、仮名垣魯文・河鍋暁斎により1874年に出版された「絵新聞日本地」が最初の漫画雑誌として知られています。現在で換算すれば数百万ドルの事業だとされていましたが、残念ながらそれほど成功を収めず、わずか3冊の発行後に廃刊となりました。

 

マンガは以降半世紀にわたり読者を増やしていきましたが、特に1945年の敗戦後より、一大ブームを巻き起こしました。当時の日本は、慣れ親しんだ自国の文化とは大きく異なる、外国文化の流入を経験した激動の時代でした。アメリカ人が持ち込んだコミックは若者を魅了し、日本のマンガ文化に大きく貢献しました。一方で、日本らしいユニークな作品を模索することも、自国文化のアイデンティティを残すための手段でした。日本のマンガ文化は黄金期を迎え、手塚治虫(鉄腕アトム、ブラックジャック、ジャングル大帝)、長谷川まち子(サザエさん)、横山光輝(鉄人28号、魔法使いサリー、コメットさん)のという巨匠を生み出しました。彼らの作品は、未だに根強い人気を誇ります。

 

現代では、日本のマンガは世界的なムーブメントを巻き起こし、国内にとどまらず、多くの国で翻訳、発売され、さらに多くの読者を獲得しています。例えばONE PIECEは、2015年には累計発行部数が驚異の3億2,000万部を突破し、単一作者による最多発行部数でギネス記録としても認定されています。

スターウォーズはアメリカで一番売れたコミックですが、発行部数はおよそ100万部にとどまっています。

 

マンガは子供向けだけではなく大人でも楽しめる、幅広いテーマで描かれています。単なる大衆娯楽にとどまらず、非日常の人間ドラマを楽しめる一つの作品として、世代を超えて読者を魅了しています。ぜひお気に入りの一冊を探してみてください。

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