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日本の祭り

祭りは、日本の風物詩において不可欠な存在です。毎年、全国各地で数万もの祭りが開催されています。町内会など内輪で開催されるものから、数十万人を惹きつける一週間にもおよぶものまで、規模は多岐にわたります。

それぞれの祭りには独自の歴史がありますが、本来は神を『祀る』ことに由来しています。

一般的には豊作祈願を始め、商売繁盛や子孫繁栄のため、個人や地域全体の富と幸運を願うほか、偉人の霊を慰めるための儀式として、現在でもさまざまな祭りが開催されています。

 

神社や寺院がおもな舞台となっていますが、季節ならではの催事も多くあります。

 

節分・豆まき(2月3日)

立春の前日である節分の日に行われる伝統的な行事です。「福は内、鬼は外」と声を出しながら豆(煎り大豆)を撒いて、災厄をもたらす悪霊を家から追い払い、幸運を呼び込みます。さらに、年齢の数だけ撒かれた豆を食べて、無病息災を祈ります。節分は各家庭だけでなく、全国各地の神社でも行われます。その年の恵方に向かって、願い事を思い浮かべながら太巻き寿司を丸かじりする『恵方巻』もおなじみです。

 

花見(3月中旬~4月中旬)

春の一時期になると咲き競うソメイヨシノの桜を、弁当や花見団子、花見酒を愉しみながら鑑賞します。花見の適期は地域によって異なり、わずか2週間足らずで散ってしまうので、開花予想をチェックしておきましょう。

全国各地の桜の名所では「さくら祭り」などのイベントが開催されますが、本来の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われています。

また夜桜も必見で、上野公園や靖国神社などでは『ぼんぼり』が設置され、ライトアップされた美しい桜を見ることができます。

 

阿波踊り(8月12〜15日)

阿波踊りは徳島県を発祥とする盆踊りで、日本三大盆踊りの一つです。徳島県内の各地に全国から人が集まります。踊り子や観客の数において国内最大級の祭りといえます。連(れん)と呼ばれる踊り子の集団が、三味線や太鼓、篠笛、鐘の音に合わせて踊ります。

老若男女問わず、誰でも楽しむことができます。日本舞踊の動きを知っている必要はありません。ただ身を任せて楽しめば良いのです。

阿波踊りは江戸開府より約400年の歴史がある日本の伝統芸能でもあります。

 

大晦日 ・元旦(12月31日〜1月1日)

一年の最後の日、そして新年の訪れを祝うのが大晦日です。さまざまな年越しや初詣の行事が日本各地の神社仏閣で行われます。

大晦日の風習には、年越し蕎麦、108つの煩悩を祓うといわれる除夜の鐘、初詣などがあり、健やかに新年を迎えられるように祈願します。

 

他にも数え切れないほどの祭りが存在し、時には奇想天外なものまでさまざまです。

熊本県山鹿市の風光明美な灯篭祭りでは、浴衣姿の女性が、金・銀の紙だけで作られた金灯籠を頭にのせ、市内を踊り歩きます。愛知県小牧市の田縣神社では、巨大な男根をかたどった神輿を担ぎ、子宝を祈願します。また、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る流鏑馬の祭りも有名です。

 

多くの祭りには長い歴史と伝統があり、事前に理解を深めておくことで、きっと素晴らしい体験ができるはずです。

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